この夏、日本中が黒板五郎の『遺言』に、涙したのではないでしょうか...
長く続いたドラマ『北の国から』も、とうとう終わりを迎えてしまいました。
私は、あのドラマの舞台と同じ、北海道で生まれたわけで、今も暮らしているわけで。富良野ではないけれど、車で2時間ほど離れた十勝に住んでいるわけで。(なーんて、純君風に...) 生まれ育ったのは、網走から車で1時間ほど離れたところです。北海道と一口に言っても、かなり広いので、天気も、土地柄も、そこそこによって随分と違いがあります。
あのドラマは、私も大好きで『純君』や『蛍ちゃん』の成長とともに、私も大人になってきたのです。ドラマの中では、とても美しく描写が描かれていますが、最後の『遺言』を見た時、今までにはない物を感じました。 あそこに出てくる風景は、私が育ってきたふるさとの景色と同じじゃないかな〜って。今までは、ただ映像の美しさにひかれていたのだけど、これって、子供の頃に遊んだ森や川や山や..........そんな場所と同じじゃないかな。どうして今まで気付かなかったのかな、なんて。
春.....一面に咲いたたんぽぽを摘んで、花輪を作って髪飾りにしたり、首飾りにしたりよくしてました。たんぽぽの汁が付いて、指も服も小さなわっこがたくさんついて、洗濯してもとれなくて、よく母に文句を言われていたような気がします。
夏.....水着を脱いでももう一枚水着を着ているように、きれいに日焼けをするくらい、毎日近所のプールに入って遊んでいました。虫取りなんて、お手のもの。父がよく、ネギを棒の先にさして、キリギリスをつかまえてくれたました。そして、夏の間中、ずっときれいに鳴いていてくれました。
秋.....とんぼを追い掛けどこまでも、夕焼けになるまで外で遊んでいました。きのこをとったり、ぶどうをとったり、今でも父が採ってくるきのこは、私の大好きな物のひとつです。山の色も、今よりもずっと鮮やかだったような気がします。
冬.....寒くなるとまず最初は、『雪虫』です。なぜか、雪が降るほんの少し前にどこからともなく現われて、それはもう、ものすごい数の雪虫が飛び交って、あたりはまるで吹雪のようになるのです。そして不思議なことに、ほんの2.3日くらいで、あんなにいた数が消えてしまうのです。そしてそのあとは、本物の雪が降り始め、寒〜い寒〜い冬本番が始まるのです。 冬の遊びは、いっぱいありました。雪が降れば外に駆け出し、長靴に脚絆を当てて、どんどん雪をこいで進みます。かまくらを作ったり、そりやスキーで滑ったり、雪合戦もしましたし、雪だるまも作りました。吹雪になれば、学校が休みになると言っては喜んで、雪かきの手伝いをしているつもりで、完全に雪遊びをして雪だらけになったり(まるで、今のteru家の次男と一緒ですね/笑)、とにかく寒くてもお部屋にいることなんて、なかったような気がします。
今ではここも、随分と開けてきていますし、最近、子供を見ていても外で遊んだりすることはかなり少ない様に思います。『北の国から』の様に、電気もひかれていなかったり、テレビもなくて見ることができなかったり、なんてことはなかったけれど、それでも今とはかなり違った生活をしていました。 あのドラマのきれいな景色は、私の子供の頃の記憶の中にある景色そのままだったような気がします。りすがいたり、鹿がいたり、キタキツネがいたり、今でも実家へ帰る時に通る山の中では見かけることがあります。そういう自然、これからもずっとなくならないでいて欲しいと思います。テレビでしか見ることができないのではなく、いつでもそんな自然に触れながら生きて行きたいと思います。そして、子供達も同じ様に大人になった時に感じることができたらな〜なんて思います。
その為にも、大事にしていかなくてはいけない物が、たくさんある様に思われ、そして私は何をしなくてはいけないのかも、考えたりするわけで....
写真は、先日富良野に立ち寄った時に写した物です。黒板五郎の『石の家』と、ゆきこおばさんが住んでいた『いらない物の家』、そして、中畑おじさんの娘の新居になる『いらない物の家2』です。そして、北海道ではどこでも見かけることのできる、畑の風景です。 そして、最後はteru家の息子達がまだ小さかった時に行った、富良野のラベンダー畑の写真です。
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